高次脳機能障害を徹底分析!!(症状、特徴、原因、治療のまとめ)

   

高次脳機能障害徹底分析

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 高次脳機能障害の症状と特徴について

高次脳機能障害の主な症状として、記憶障害注意障害遂行機能障害社会的行動障害病識欠如があります。

以下においてそれぞれの特徴を詳しく紹介していきます。

 

記憶障害

前向性および逆向性の健忘(忘れやすさ)がみられる。

総合的な知的機能の低下および注意障害を示さない場合は一般程な健忘症候群です。

 

前向健忘とは

 

いわゆる受傷後の学習障害であり、受傷ないし原因疾患発症後では、新しい情報やエピソードを覚えることができなくなります。

そして、健忘が始まってから起こった出来事の記憶は保持されません。

 

逆向健忘とは

 

受傷あるいは発症より前の記憶の喪失、特にエピソードや体験に関する記憶が強く障害されます。

自伝的記憶に関する情報の再生によって評価するが、作話傾向のため関わったことのある人への確認を行ったり、間隔を置いて、再度この課題を行い、1回目と2回目の回答が同じであれば正解と見なすことによって、患者の反応の有無を確認します。

 

軽度の場合は、最近の記憶や複雑な記憶でも部分的に覚えてはいます

 

中度の場合は古い記憶や体験的に習ったことなどは保たれていますが、最近の新しい記憶、複雑な事柄の記憶などは失われている傾向があります。

 

そして、重度の場合は、前向健忘と逆向健忘を含む全健忘、ほとんどすべての記憶の障害となります。

 

その他にも、作話は、実際に体験しなかったことが誤って追想される現象で、その内容も変動するが多いです。

 

具体的な症状としては、約束を守れない、忘れてしまう。

大切なものをどこにしまったかわからなくなり、それを他人が盗ったという。作り話をする。何度も同じことを繰り返して言う。新しいことを覚えられなくなる等があります。

 

 

注意障害

 

般性注意障害

何かに集中することが困難であったり、注意が散漫になりがちな症状。

ある物事に注意を当てることが困難となり、ほかの刺激意識を奪われやすい。

 

側空間無視

脳損傷の反対側の空間において、刺激を見落とすことをはじめとした、半側無視行動が見られます。

右半球損傷(特に頭頂葉損傷)で左側の無視がしばしば起こりうることがあります。

 

具体的な症状(①全般性注意障害について)
  • 椅子や車椅子で寝ていることが多い。車椅子で病棟内を歩き回り、他人の部屋に入っていく。
  • 他人に興味を持ち、くっついて離れずちょっかいを出しやすい。
  • 周囲の状況を判断せずに、行動を起こそうとする。
  • 作業が長く続けられない。
  • 人の話を、自分のことと受け取って反応する等。

 

 

遂行機能障害

 

的に適った行動計画の障害

行動の目的の障害であり、行動の目的の障害のために結果は成り行き任せか、刺激への反射によって、保続的な反応による衝動的な行動となる。

目標を設定する前に、行動を開始してしまいます。

 

目的に適った行動の実行障害

自分の行動を監視し、行動を制御することの障害です。

活動を管理する基本方針を自身で作成し、選択肢を分析しないことによって即時的に行動して、失敗してもしばしば同じような選択を行ってしまう。

環境と適切に関わるためには、自分の行動を自己修正する必要がある。

 

具体的な症状

約束の時間に間に合わなかったり、仕事が約束どおりに仕上がらない。どの仕事も途中で投げ出してしまう。

これまでと異なるお願いすると、できなくなってしまう等。

 

 

社会的行動障害

 

欲・発動性の低下

自発的な活動が乏しく、運動障害を原因とはしていないが、一日中ベッドから離れないなどの無気力な生活を送る。

 

行動コントロールの障害

最初のいらいらした気分が徐々に過剰な攻撃的行動にエスカレートし、一度始まると、この行動をコントロールすることができない。

自己の障害を認めず、訓練を頑固に拒否する。

 

 

人関係の障害

社会的な能力が、認知と言語よりも著しく劣っている。

 

依存的行動

脳損傷後に人格機能が低下し、退行していく。

この場合には発動性の低下を同時に呈していることが多い。

これらの結果として依存的な生活を送る。

 

固執

遂行機能障害の結果として、生活上のあらゆる問題を解決していく上で、手順が確立していて、習慣通りに行動すればうまく済ますことができるが、新たな問題には対応できない。

 

具体的な症状

興奮する、大声を出す、暴力を振るう。思い通りにならないと、決まって大声を出す。

不潔行為やだらしない行為をする。自傷行為をする。自分が中心でないと満足しない等。

 

 

高次脳機能障害になる原因について

高次脳機能障害原因

高次脳機能障害の発症原因は、頭部外傷脳血管障害が9割以上を占めています。

その他、脳腫瘍・ウィルス性脳炎・低酸素性脳症・アルコール中毒などによっても発症する場合があります。

 

脳血管障害

脳出血やクモ膜下出血と脳梗塞に分けられます。

多くは、手足が動かしにくくなる、身体障害とともに高次機能障害が出現しますが、記憶力が低下する、イライラしやすくなる、集中力が低下するといった他人から分かりにくい障害だけが残ることがあります。

 

頭部外傷

頭部外傷の中では交通事故が最も多い受傷原因ですが、他に高所からの落下や、暴行などによって脳が傷つくことがあります。

多くはMRIやCTを撮影すると障害部が特定できるとされていますが、まれにMRIやCTだけでは障害部位が特定できないこともあるので、気になる症状が残った場合は脳神経外科、神経内科、精神科などの専門医を受診しましょう。

 

 

高次脳機能障害の診断

高次脳機能障害検査

画像による検査

頭部のMRI、CTや脳波の検査、脳血流の検査などを行います。

 

神経心理学的検査

高次脳機能障害の特徴や、重症度を測定するための様々な検査のことをいいます。

一つの検査で障害の全てが解るものではなく、その方の症状にあわせて、いくつかの検査を組み合わせて行います。

 

代表的な検査

記憶検査注意検査遂行機能検査知能検査など

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問診や行動観察

高次脳機能障害は、検査場面や入院生活では問題がなくても、実際の生活や職場では様々な問題が起こることがあるため、事故や病気の経過、現在の生活状況やどんな問題があるのかなどをお聞きします。

 

 

高次脳機能障害の治療について

高次脳機能障害治療

高次脳機能障害は、手術治療や内服治療、点滴治療といった典型的な治療方法がありません。

 

社会復帰を目指して、様々な症状に合わせた適切なリハビリを行うことが中心になります。

 

高次機能障害は、一見しただけではわかりにくい事が多く、周囲の理解が得られにくい障害の一つです。

 

しかし、記憶に障害があらわれ、集中力が保てない、判断力が低下するなどして仕事に支障がでる、やる気が出ないといった症状は、社会生活を送る上で大きな障害となります。

 

一度低下してしまった高次脳機能障害は、徐々に改善すると考えられています。

 

多くの場合、受傷・発症後1年程度の時期までは著しい改善が認められます。

 

その後は改善のスピードが鈍り、受傷・発症後2年程度経過するとほぼ症状が固定すると言われています。

 

しかし、高次脳機能の回復が困難になっても適切なリハビリテーションを行いその他の手段で生活を送ることができれば、より早く社会への復帰ができます。

 

しかし、すべての方に明確な効果があるとは限りません。

 

また、中には高次脳機能障害の原因となる脳の損傷の発症から長い年月を経てよくなる方がいますが、一般的には発症から年数の経った場合では、よくなる程度に限界があると考えられ、早期の訓練が望まれます。

 

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