軽度発達障害の診断基準をご存じでしょうか?(症状、特徴、接し方のまとめ)

   

軽度発達障害診断基準

無料おためしプラン大好評です!!発達障害を克服したいあなたを全力でサポートします!!

 

軽度発達障害の子供の特徴・症状について

 

まず、発達障害とは、学習障害(LD)多動性障害(ADHD)自閉症スペクトラム障害などを大きくまとめたものです。

 

そして、その中でも、軽度の発達障害については、名前だけ聞くと、社会生活に大きな支障がないように思われますが、必ずしもそうとは限りません。

もっとも、軽度発達障害とは、発達障害の症状が軽いことだけを意味するのではなく、知的障害はないけれども、発達障害があることを指すこともあります。

この、軽度発達障害とは、最近作られたワードであり、主に、教育現場において、発達障害を持つ子どもたちへ対応をする際に使われます。

 

では、その特徴や症状とは何なのでしょうか?

 

LDの場合

LDの場合、学習における障害のことを指すので、その大半が学童期に発覚されます。

その特徴としては、黒板の文字を書き写すのにとても時間がかかって、授業についていけなくなったり、文字の読み飛ばしが多く、ノートのマスに上手に文字が書くことができない、比較的簡単な算数の問題でも、計算間違いを繰り返してしまうなど、学習をする上での困難な状況を抱える子どもを指します。

 

この症状は、現在に至って注目されるようになり、その対応が徐々に教育の現場に伝わっている状況です。

なので、ほんの数年前まで、この症状を抱えて、一般の学校に通っていた子どもは、周りのみんなと授業を受ける際、とても困難な状況に置かれていたことでしょう。

 

彼ら、彼女らを理解することは大変重要なことです。

 

なぜなら、小中学生の内、6.5パーセントもの子供たちが軽度発達障害を抱えているとされているからです。

これは、クラスに一人は、軽度発達障害の子どもがいることになります。

スポンサーリンク

以下、2つの症状にも当てはまりますが、軽度発達障害を持つ本人はもちろん、その家族、教育に携わる方、そして、周りのお友達など、理解する人が多ければ多いほど、軽度発達障害をもつ子どもの障害が障害でなくなっていきます

 

“障害”と難しく考えるのではなく、その子の特性、個性として周りが少しずつサポートをすることができれば、知的に障害のない軽度発達障害の子どもたちは、今よりずっと、毎日の生活を楽しく過ごすことができるでしょう。

 

ADHDの場合

ADHDの場合、一般的に、その症状をもつ子どもは、特に幼児期には、他の子どもより活発に行動することが多いとされています。

常に動き回って周りを困らせてしまったり、ふとした拍子に、何かに突き動かされるように動きまわったり、突然走り出し、注意をしても止まらなかったり、引きとめてもじっとしていられない、常にしゃべってしまったり、座っている時も常にもぞもぞと体を動かしている、といった特徴があります。

 

ですが、これは特に、男の子に当てはまることが多く、女の子の場合、その区別が非常につけにくいことが多いです。

また、学習障害と同じく、広く知られるようになったのがつい最近のことですが、その症状はとても判別をつけにくいものに変わりはありません。

 

ですから、大学生になったり、社会人になってからその障害に気づく方も多く、その大半が、もっと早く誰かに気付いてほしかった、自分の特徴がわかっていれば、よりよい生活を送れたかもしれないのに…と自分の過去を悔やんでしまうことが多いです。

 

この子は少しおっちょこちょいだな、遅刻や忘れ物が何度注意しても多いな、ともし周りの人で気づいてくれる方がいたら、ぜひ、ADHDの話をしてみてください。

はじめは誰しも受け入れがたいものですが、その症状に早く気付くことは、より早く対処できることにつながります

 

自閉症スペクトラム障害の場合

自閉症スペクトラム障害の乳児期・幼児期の特徴としては、目が合いにくい、その場でくるくる回る、横目でものを見る、言葉が遅い、感覚の異常がある、触られるのを嫌がる、一旦かんしゃくを起こすとなかなかおさまらない、意味のない単なる音の羅列をしゃべる、親の手を取って自分のしたいことを代わりにさせる、といったことがあります。

 

自閉度が重い場合は、乳幼児期に診断がつきます。

 

しかし、これらは通常の発達の中でも起こることですので、少しの期間、上記の行動を取ったからといって、過度に心配する必要はありません。

 

あまりに期間が長い、異様に固執するなど、周りの人が困ってしまうようであれば、専門家に相談しましょう。

 

軽度発達障害と診断する基準について

学習障害の場合

A.知的能力の評価

a.全般的な知的発達の遅れがない。

  •  個別式知能検査の結果から,まず、全般的な知的発達の遅れがないことを確認する。
  • 知的障害との境目の値を判断するとともに,聞く,話す,読む,書く,計算するまたは推論するのいずれかの学習の基礎的能力に特に著しい困難を示す場合においては、その知的発達の遅れの程度や社会的適応性を考え,知的障害としての教育的対応が適当か,学習障害としての教育的対応が適当か判断することが重要である。

 

②認知能力のアンバランスがある。

B.国語等の基礎能力の評価

LDを持つ子どもは国語等の基礎的能力に著しいアンバランスがあります。

  •  国語等の基礎的能力の著しいアンバランスは,標準的な学力検査等の検査,調査により確認します。
  •  国語等について標準的な学力検査を実施している場合には,その学力偏差値と知能検査の結果の知能偏差値の差がマイナスで,その差が一定の標準偏差以上あることを確認します。

 

C.医学的な評価

学習障害の判断に当たっては,必要に応じて医学的な評価を受けることも必要です。

・ 主治医の診断書や意見書などが提出されている場合には,学習障害を発生させる可能性のある疾患や状態像が認められるかどうか検討します。

 

ADHDの場合

注意の障害と多動が基本的特徴であるので、両方の診断が必要であり、1つもしくはそれ以上の状況で両方をよく観察することが必要です。(たとえば家庭、教室、病院など)。

注意の障害は、課題を未完成のまま中止したり、活動が終わらないうちに、そこから離れてしまったりすることで明らかになります。

 

こういった子どもたちは、おおよそ1つの活動から次の活動へ移ることが多いですが、おそらく他のことに気が散り、1つの課題に注意を集中できないためと思われます。持続性と注意の欠陥は、その子どもの年齢とIQから考えて、過度な場合にのみ診断されるべきだと考えられます。

 

多動は、とくにおとなしくしていなくてはならない状況において、過度に落ち着きがないことを意味します。状況によっては、走り回り、跳ね回る、あるいは座ったままでいるべきときに、席から立ち上がる、あるいは過度にしゃべり騒ぐ、またはもじもじそわそわしていることも含まれます。

 

判定の基準は、状況からこうであってほしいと思う程度より、活動が過度で、また、同じ年齢の子とIQを他の子と比較して活動が過度であることを証明する必要があります。

 

自閉症スペクトラム障害の場合

(1)社会的な双方の関わりにおいて、次にあげる領域のうち、少なくとも2つ以上が存在すること。

  1. 視線・表情・姿勢・身振りなどを適切に使用して、相手とのやりとりを調整することができない。
  2.  (機会は豊富にあるにもかかわらず、精神年齢に見合ったやり方で)興味・活動・情緒を相互に分かち合うような友達関係を、十分に発展させることができない。
  3. 相手の感情に対する反応が乏しかったり異常だったりすることで示される社会-情緒的相互関係の欠如、あるいは社会的文脈にそって行動を調整することの欠 如、あるいは社会的、情緒的、意思伝達的な行動を統合する力の弱さ。
  4.  喜び、興味、達成感を相手と自発的に分かち合おうとしない。

 

(2) コミュニケーションにおける質的な異常として、次にあげる領域のうち少なくとも1つが存在すること。

  1. 話し言葉の発達が遅れているか、あるいは話し言葉が全くない、なおかつそれに代わるコミュニケーション様式として身振りや手振りを用いようとしない。
  2.  (言語能力がどのような水準にあろうとも)相手からのコミュニケーションに 対して互いに反応しあうものである会話のやりとりを、自分から始めたり維持することが、その言語能力に見合わないほど下手である。
  3. 常同的・反復的に言語を使ったり、あるいは単語や語句の特有な言い回しをする。
  4.  ごっこあそびや(低学年であれば)相手との模倣あそびを、いろいろなやり方で、自発的に行うことがない。

 

軽度発達障害の子供との接し方について

軽度発達障害に対しては、上記でも述べた通り、その障害を理解してから接することが大切です。

 

まず、発達障害と診断されたら焦らないことが大事です。

できないことばかり見てしまうと気持ちも沈んでしまうので、できることを伸ばすことから始めましょう。

 

発達障害の場合、情緒が不安定なことが多いので、大声で叱るなどパニックに陥ってしまいやすい言動はなるべく避けましょう。

 

発達障害の子に接する際の基本は、「否定しない」ということ。

否定するとその持ち前の頑固さから、より頑なになってしまいます

 

また、発達障害の子は一度に複数のことを考え、実行するのが苦手なので、指示する時は「具体的に」「一つずつ」が鉄則です。

 

一人でできること、できないことを親が細かく把握してあげることが、発達障害の子とうまく接するコツです。

 

発達障害の悩みを解決したい方はこちらからどうぞ

スポンサーリンク

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で

 - お子さんのお悩み, お母さんのお悩み, お父さんのお悩み, 大人の発達障害 , , , ,