発達障害教育情報センターの支援を詳しくご紹介!!

   

発達障害教育情報センター支援

ついに完成しました!!E-BOOK「発達障害を克服して幸福になる法則」

発達障害 教育情報センターって何?!

発達障害教育情報センターでは、発達障害のある子どもの教育の推進・充実に向けて、発達障害にかかわる教員、または保護者をはじめとする関係者への支援を図り、さらに広く国民の理解を得るために、Webサイト等による情報提供や、理解を高めるための運動、調査研究活動を行うことを目的としています。

 

発達障害教育情報センターは、本人や保護者、教育関係者、大学、学会、NPO、関連団体などと連携し、発達障害を持つ方への支援を行っています。

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発達障害を持つ方の支援をする上でまず大切なのは、発達障害を知ることです。

 

LD(学習障害)とは

基本的には全般的な知的発達に遅れはないものの、聞く、話す、読む、書く、計算する、又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指します。

その原因として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されておりますが、視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的な要因が直接の原因となるものではありません。

 

ADHD(注意欠陥多動性障害)とは

年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力、及び/又は衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や学業等に支障をきたすものです。また、通常7歳前に現れ、その状態が継続するもので、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定されています。

 

自閉症とは

3歳位までに現れ、他人との社会的関係の形成の困難さ、言葉の発達の遅れ、興味や関心が狭く特定のものにこだわることを主な特徴とします。

このうち、知的発達の遅れを伴わないものを高機能自閉症といい、知的発達の遅れを伴わず、かつ自閉症の特徴のうち言葉の発達の遅れを伴わないものをアスペルガー症候群といいます。

中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定されています。

 

発達障害、全般のことについてはこちらの記事に詳しく書いてあります。

発達障害とは?!(自閉症スペクトラム、ADHD、LDの分類と特徴のまとめ)

 

 

発達 障害教育情報 センターで受けられる支援について

 

学校における指導・支援

学習面では、「聞くこと」「話すこと」「読むこと」「書くこと」「計算すること」などに、学びにくさがみられる子どもの理解と、指導・支援方法について紹介していきます。

 

不注意な間違いが多い場合

小学6年生のA君は、ケアレスミスが多いとよく指摘されます

そこで、先生はアセスメント(子どもの様子をじっくりと見て、どんなことがこのつまずきに関連しているかを考えること)をしてみました。

テストでは、正答を出しているにもかかわらず、解答欄に写し間違えたり、位取りを間違えたりするうっかりミスが多かったり、実力が点数に表れません。

 

また、授業中に黒板をノートに取る場合、行をとばしてしまったり、どの部分なのか見失ってしまったりします。

 

このような場合に発達障害教育情報センターの行う、アセスメントは…

 

認知の問題、特に、視知覚に問題はないかをまず調べる。

視覚の「運動」に問題があり、ねらいどおりのところに視点が移動しないということが考えられる

もしそのような問題があれば、読む作業でも「行の飛ばし読み」等があるはずである。

 

順番を待てない・出し抜けに答えてしまう・ほかの人をさえぎったり、邪魔したりする等の衝動性の高い行動があるかどうか確認する。

 

A君のような状態を示す子は、LDを併せ有する可能性も考えられる。

LDとADHDを併せ有するケースは 少なくないため、行動面だけではなく、LDに関する部分も丁寧に実態をみていく必要がある。

 

 推測できるつまずきの要因

 

  • いろいろな刺激に影響を受けやすい
  • たくさんの刺激の中から、必要なものを選択することが難しい
  • 視知覚、特に、協応運動に問題がある
  • 少しの情報で判断してしまうなど、衝動性が高い
  • 自分の行動を振り返ることが苦手である

 

指導をどう行っていくか

 

アセスメントに基づいて、担任の先生は、次のような指導を行ってみました。

 

  1. どのような作業でも、終わったら必ず確認することを習慣づける。
  2. 問題用紙を拡大する。または、1枚に1題の問題用紙を準備する。
  3. ノートを取るとき、レーザーポイントを準備する。

 

◆ 担任の先生が行った指導の意味

自分の行動を振り返り、見直すことが重要です。

Aはなかなか身につかないところかもしれませんが、根気強く取り組むことが大切です。

 

1枚の問題用紙には、たくさんの文字や記号などが詰め込まれています。

それらの中から必要な情報を選択することが難しいと考えられます。

ですから、なるべく整理した形で提示する必要があります。

 

Bのように、拡大したり、1題に1枚の問題用紙を用意したりすることによって、ほかの刺激から影響を受けることも少なくなりケアレスミスが少なくなることもあります。

 

また、薄い罫線の入った用紙を用意することによって、位取りのミスをなくした例もあります

 

 

このように答案用紙を工夫することによって、刺激を調整することはとても有効な方法です。

 

ノートを取るときは、黒板を見て、視線をノートに移し、書く、視線をノートから黒板に移し、記憶し、また視線をノートに移すという作業を繰り返すわけですが、A君は、視線をノートから黒板に移すときに、黒板のどの部分なのか分からなくなるという状態でした。

 

そのためCのように机上にレーザー・ポインターを用意し、黒板の赤い点を目印にしたわけです。

 

A君のような状態だと、ノートを取るという作業をやらなくなってしまうことが多いようです。

A君の頑張りを評価するとともに、ノートを取らずにいる子どもの中には、A君のようなつまずきをもっている子どもがいるかもしれないということを考える必要があります

 

 

B君は、小学2年生の活発な男の子ですが、授業中や座っているべきときに自分の席を離れてしまうことがよくあり、先生からいつも注意をされています。

 

そこで、先生はアセスメント(子どもの様子をじっくりと見て、どんなことがこのつまずきに関連しているかを考えること)をしてみました。

 

ほかの子どもがやっていることや持っているものが気になったり、掲示物に興味をもったりすると、それにひきつけられるように、つい立ち歩いてしまうようです。

席に戻るように言うと、その指示には従うことはできますが、すぐまた同じような行動をとってしまいます

 

このような場合に発達障害教育情報センターの行う、アセスメントは…

 

どんな教科やどんな活動のときに離席等がみられるのか、丁寧にみていく

 

ことばによる指示で行動を訂正できるのか、あるいはことばによる指示を何回か繰り返すとできるのか、補助がつかないと行動をコントロールできないのか等、条件を変えて実態を把握する

 

集中できることがあるはずなので、それを見つけ出す。

 

◆推測できるつまずきの要因
  •  視覚的あるいは聴覚的な刺激に影響を受けやすい
  • 集中できる時間が短い
  • 指示の内容を理解していない

 

◆指導編

アセスメントに基づいて、担任の先生は、次のような指導を行ってみました。

 

  • 座席は窓側を避け一番前にする
  • 授業中は、黒板だけが見えるように教室前面にカーテンをつける
  • 全体に対する指示の場合も、必ずゆうじ君に対する個別の指示を組み合わせる
  • 指示をなるべく具体的にする
  • 授業を、読む・考える・操作する・書くというように流れを一定にし、それぞれ一つの作業を短時間で構成する
  • 休み時間などに十分に体を動かす
  • 立ち上がりそうなときにプリント配布の仕事を手伝ってもらうなど、ときには立ち歩きを認める

 

◆担任の先生が行った指導の意味

掲示物、外の景色、ほかの子どもの行動などの影響を受けやすいので、なるべく目に入らないようにする必要があります

できる範囲で工夫したいものです。

 

指示が分かっていない場合があります。

全体の指示は自分に対するものではないと思ってしまうのかもしれません

必ず個別に指示するようにします。

 

一つの作業に集中できる時間は、ほかの子どもと比較すると短時間です。

 

その意味でEのようにモジュール化の必要性があります。

 

着席していることができたことをきちんと評価することが大切です。

例えば補助員がついてうまく行動できたときでも、担任がきちんと評価し、みんなに分かるようにすることが大事です。

 

身体を十分に動かしてエネルギーの発散を考えることも重要でしょう。

 

いつも離席を止めるだけではなく、ときには許容することが大切なこともあります。

 

そのほかに、校長先生や養護教諭、事務職員等に、あらかじめ用意しておいた手紙を届ける等の作業も考えられます。

 

 

発達障害の悩みを解決したい方はこちらからどうぞ

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参考URL

発達障害・情報支援センター

政府広報オンライン

文部科学省 特別支援学習について

発達障害支援センター

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