発達障害児の成長の遅れにはどんなものがあるのか?!(年齢別の特徴と療育のまとめ)

   

発達障害成長遅れ療育

ついに完成しました!!E-BOOK「発達障害を克服して幸福になる法則」

発達障害を疑うときのタイミングは、年齢によって異なります。

 

しかし、成長とともに症状が消えてしまう場合とそのままの状態で症状が顕著になり、そのまま大人になってしまう場合とあるようです。

 

ここでは年齢別に現れるケースとそれを「療育」していく方法についてまとめてみたいと思います。

 

 

発達障害児の年齢別の成長の遅れについて

乳幼児期と学童期、青年期とその発達障害の症状は成長とともに変わっていきます。

 

 

まずは、乳幼児期から見ていくことにしましょう。

 

乳幼児期の場合、一つ一つの行動はその子どもによって変わります。
そのため、早い段階で発達障害が見つけることは、この年齢期では厳しいと言えるでしょう。

 

例えば・・・

 

  • 欲しい物や食べたいものなどを人の手につかんで取らせようとする。
  • 一人で遊んでいることが多い。
  • 人見知りをせずに誰にでも同じ対応を見せる。
  • 言葉や音などで反応できるが、言葉が出ないまたは反応を見せない。
  • 声をかけても、視線が合わない。
  • 乳児ではまだ、はっきりとは言えませんが、こういった状態が続くのであれば、医師に相談してみたほうがよいでしょう。

 

 

それがさらに幼児期になると、もっと顕著に発達障害の症状が出てくるようになります。

 

例えば・・・

 

  • 言葉をうまく使えず、オウム返しの反応が多くなる。
  •  不安を覚えた時に暴れるといった行為や泣き叫ぶという行為でパニックに陥ったりする。
  •  瞬きの回数が多かったり、肩や首を不自然に動かすといった行為がある(チック症状)
  •  偏食、特定のものに興味を示すなどのこだわりが強いなど。

 

言葉の発達がまだ特に2歳から3歳にかけては遅れている子もいるので、一概にこれが発達障害の症状であるとは、やはり言い切れない気がしますね。

 

 

こんな話があります。

 

ある保育園での話。

 

3歳のAちゃんは、園内にあるおもちゃであそんでいると、そこへ貸してと言わんばかりに2歳のBちゃんが入り込んできたせいで、けんかになり、AちゃんはBちゃんの腕をかみついたのだそうです。

 

保育士さんは、そういうトラブルがあったことを両方の保護者に伝えたそうなのですが、Bちゃんのお母さんがこんなことを言ったんだそうです。

 

「2歳児や3歳児の子は、まだ感情を言葉で表現できないので、叩いたりかみついたりするんですと前にいた保育園の保育士さんに言われました。だから貸してと言えないうちの子も悪いのです。だからどうかAちゃんのお母さんにも言わないでください。うちの子も悪いんです」

 

つまり、「言葉の発達の過程は発達障害がある、ないに関わらず、言葉の発達は年齢や成長過程の間で変わる」ということなのです。

 

 

いよいよ小学校に入る学童期。お母さん同士の関わりも増え、子供たちも様々な友達を作りながら成長していく過程に入ります。

 

発達障害が顕著に表れる一番、大事な時期です。

 

例えば・・・

 

  • 授業中に静かに座っていることができない。
  •  空気が読めず、言葉の裏が理解できず苦しんだり、冗談を理解することができず、友達を作ることが困難になる。
  •  グループ(班)に溶け込めず、一人で行動することが多くなる。
  •  約束事が守れず、臨機応変に動くことができない。

 

ここまで現れるようになったら、担任の先生と相談し、受診を一度することをおすすめします。

 

中学を卒業するまでのこの時期は、一番年齢とともに「人と付き合う」という基盤ができるときです。

 

ここで発達障害を見破れないと、あとあとその子どもは、人間関係の構築やその他の行動に異常が見られるようになります。

 

 

高校に入学していよいよ社会人にもなる年齢になる青年期になると、学童期でできなかったことがどんどん出てきて、親だけでなく本人が苦しむことになります。

 

例えば・・・

 

  • TPOをわきまえず、失言や空気の読めない行動や発言がみられる。
  •  慣れていない場所や状況の中でリラックスできない。
  •  きちんとした指示ではないとパニックを起こして行動ができなくなる。

 

私はずっと小学校のころから「落ち着きのない行動」が多いと言われてきました。まさにADHDの症状ですよね?

 

 

成長過程をこのようにたどっていくと、どっかで発達障害を発症させていたことがよくわかります。

 

 

成長が早すぎるのも問題なのか?!

成長に早いも遅いもないと思いますね。

 

一定の成長過程についてはある程度の「基準」があるかと思うのですが、その子どもの成長過程において、家庭環境がどうであったか?ということのほうが問題なのではないでしょうか?

 

これは実際に我が家で起きた話ですが、当時7歳だったうちの息子は、買って間もないコートの帽子をなくして帰ってきました。

 

小学校の低学年と言えば、まだ、保育園や幼稚園児というオタマジャクシからカエルになったような感じですから、友達の作り方を知っている子もいれば、知らない子もいます。いろんな保育園や幼稚園から来ますから、個々の成長過程も小学校の入学とともに変わってくることもあります。

 

母親である私は、学校へ連絡し、担任の先生に相談に行き、多動性障害はないかかどうか聞いたことがあります。

 

でも、先生は笑って、「お子さんはちゃんとした成長過程をたどってますよ。大丈夫です」と話してくれたおかげで、家で落ち着かない行動をとっても、あまり気にしなくなりました。

 

 

成長の遅れを改善する『療育』とは?!

発達障害をもつ子どもには、療育訓練というプログラムでリハビリをしていきます。

 

例えば・・・

 

  • 自分でできるようにさせる「身辺自立訓練」(服を着替える、物を片付けるなど)
  • 言語聴覚療法や作業療法や理学療法による体力的なリハビリ。
  • 視線をしっかり合わせられるようにする視覚を使った訓練などです。

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市町村には「児童発達支援給付費」の支給の受給者証がありますので、必要な書類をそろえて提出します。

 

小学校からは「放課後等デイサービス」に変わるので、「放課後等デイサービス受給者証」に変わります。

 

あくまでも「医療証」になりますから、「療育手帳」とは異なりますので、「療育手帳」が欲しい場合は、市町村の障害者福祉課などでご確認ください。

 

 

もし、発達障害の疑いがあることがわかったら、早めに市町村に行き、この受給者証をもらって療育訓練をするようにしましょう。

 

年齢が小さければ小さいほど、その子どもの発達過程は大きく変わり、障害のない子どもと同じペースで成長していくことも可能なんだそうです。

 

 

それは昔、遡ること・・・?

 

朝の8時からピンポンを鳴らして我が家へやってきた当時、保育園児だったAくん。うちの息子と遊びたかったのは、別によかったのですが、わけを聞いているうちに「明らかにおかしい!」という事態になってしまいました。

 

「家を脱走してきた」というのです。

 

「じゃ、おうちの人はAちゃんがここにいること知らないの?」

 

と聞くと、「うん」と答えるAくん。

 

結局、「一度、家に帰して事情を説明してこよう」とAくんと息子を連れて、自宅へ行くと、出てきたお母さんは「え?どこにいたんですか?」とびっくり顔。

 

「黙って出てきたというので、一度連れてきました。Aくんと息子が遊ぶのは構いませんが、全然、お子さんの状況をわかってないですよね?」

 

というと、お母さんはAくんに手を出そうとしたので、制止しました。

 

「お母さん、Aくんは悪くないですよ。Aくんをちゃんと面倒見ていないお母さんにも問題がありますよ」とガツンと言ってみると、「はい」とうつむいてしまいました。

 

 

のちに保育園に話したところ、児童相談所がきて、「ネグレクト」であることがわかり、子供たちは「情緒障害児短期治療施設」へ入所になり、普通の近所の小学校に入学することもありませんでした。

 

 

まとめ

日本の発達障害児は把握しているだけでも約60万人がいるんだそうです。

 

まだ、隠れている子どもたちがいるとしたら、もしかしたら100万人はいるのかもしれません。

 

実は、特別支援学級や特別支援学校と教員が少なく、受け入れてもらえる学校も少ないんだそうです。

 

もし、発達障害の症状で学校などで苦しんでいるお子さんの姿を見つけたら、学校にいるスクールカウンセラーに相談してみるのもひとつの手です。

 

スクールカウンセラーに親子で話し合うことで、学校との連携が取れ、「自分だけダメ」というふうにはならないと思うので、もし、悩んでいるようなら受診とスクールカウンセラーに相談してみるといいかもしれませんね。

 

投稿者;N.N

 

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