発達障害児は不登校になりやすいのでしょうか?!(不登校の原因と対処法のまとめ)

   

発達障害 不登校

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1.不登校の発達障害児はどれくらいいるのでしょう?

不登校になった生徒の中には、発達障害を持っている人も少なくありません。

 

詳しく調査結果が載っている統計は少なめです。

 

未診断で障害があることが分からなかったり、学校や教育関連施設が隠している場合などもあり、実態を把握出来ていません。

 

参考になりそうな統計があるのでいくつかご紹介します。

 

いくつか福島県の方で、不登校の発達障害者の統計をとっています。

 

いくつかの地域の小中高合わせて291校を調査して、結果をまとめたデータがあります。

 

<<不登校生徒のうち発達障害が疑われる学生の割合>>

 

◆小学生 不登校生徒130人中21人(16.1%)

 

◆中学生 不登校生徒505人中40人(7.9%)

 

◆高校生 128人中17人(13.3%)

 

親や学校が気づいておらず、診断を受けてない生徒もいることを考えると、実際には、潜在的にもっと多くの発達障害者がいると、見てとることが出来ます。

 

私事ですが、今考えると私が通っていた小・中の同級生でも、やはりそれっぽい人がいました。

 

障害者用の特別な学級(学校は普通学校に通っていても、障害児は学校内に別の専用の教室がありました)ではなく、普通学級のクラスだったので真意は分かりませんが、雰囲気や言動がどこか違っていたのを思い出します。

 

別に多動で動き回ったりや、~が全く出来ないなどは、おそらくありませんでしたが、しかし何かが変でした。

 

彼も傍目からは分かりづらい症状があったのかもしれません。

 

 

とあるシンポジウムの発達障害当事者(あるいは家族)や不登校当事者(あるいは家族)を対象とした調査では、

「発達障害の診断があり、不登校経験がある人」は57人中23人(40パーセント)とかなり高めの割合でした。

 

調査によって、かなりばらつきがあり不登校になる確率は10%~40%と幅が広めですが、発達障害の子供が不登校になるリスクは高いです。

 

様々な要因から集団生活が苦手であるため、登校や就労が困難になり不登校から引きこもりへと発展することもあります。

 

また引きこもりになると5年、10年引きこもりから抜け出せないなど長期化するケースもあります

 

 

2.不登校の要因について

発達障害 聴覚過敏

◆感覚過敏や疲れやすさ

 

感覚過敏があり、集団生活が疲れやすいのも1つの原因になります。

 

1クラスに40人近くも人がいて話し声も飛び交っているので、集中力も途切れてますし苦痛を感じます。

 

大人でも疲れやすい体質・脳なので、仕事を半日すれば、定型の方で1日中仕事したのと同じくらい疲れてしまいます。

 

脳が出来上がってない子供なら、なお疲れやすく、症状が悪化する可能性もあります。

 

発達障害者は心身ともにとても疲れやすいです。

 

苦痛を感じる環境でも真面目な人ほど追い込んで頑張ろうとしてしまうため、そこからある時から反動が来て、頑張りの糸が切れて、精神疾患を発症したり、無気力、家庭内暴力などに発展する危険があります。

 

 

 

◆障害ゆえに悪目立ちする

周りと同じことが出来なかったり、定型とは違うので悪い意味で目立ってしまうため、いじめの対象になりやすいのも大きな要因です。

 

口頭での指示が理解できなくて言われたとおりに行動できない、会話がかみ合わないなど、聞き取る力に問題があるので、行動に移せない、コミュニケーションが取ることが出来ないので、なかなか馴染めなかったり、イライラさせてしまうことがあり、孤立したり、馬鹿にされる可能性だったあります。

 

協調性運動障害があって、体育や家庭科など実技が苦手で先生に注意されたり、クラスメイトにからかわれたりと障害があることで受ける被害は枚挙にいとまがありません。

 

また学校によってはクラスメイトだけではなく、教師もいじめに加担しているという信じられないような話もあります。

 

教師、クラスメイト、親など関わる人に、暴言、嘲笑、否定などばかりくらっていれば、心がボロボロになり、否定的な考えでいっぱいになってしまうのは当然のことですね。

 

 

◆二次障害

上の2つとも繋がる話ですが、感覚過敏や疲れやすさがあり、無理に頑張ろうとしてしまう、周りと違うので悪目立ちして孤立したりいじめられることが原因で、そこから対人恐怖症、うつ病、解離など二次障害を発症することがあり、それが引き金となって不登校になる場合もあります。

 

発達障害が原因で二次障害を発症することは少なくありません。

 

 

◆勉強が出来ない、分からない

文部科学省の平成18年、平成26年の追跡調査によると、勉強が分からなくて授業についていけないからという理由で不登校になる人が3割程度いるようです。

 

障害の有無はこの調査では特に触れられていません。

 

学習障害があると、読み書き計算、推論する能力などが著しく苦手なため、特定の科目が全く出来ないことがあります。

 

ADHDやアスペルガーでも、興味を持てない授業だとすぐに集中力が途切れて、授業についていけないなんてことがあるかもしれません。

 

授業中に別のことを考え始めて、上の空になっていて気が付いたら授業が終わっていたことありませんか?

 

一度ついていけなくなると、授業はどんどん先に進んでいくので、ますます遅れてしまい、その結果として無気力になり勉強したくなくなります。

 

 

3.発達障害からの不登校に対する対処法について

発達障害 相談

◆まずは治療を受ける、しばらくお子さんと向き合う

 

学校に行きたくないというのは、何らかのSOSを発していると見て間違いないです

 

集団生活が苦痛で、居場所が無く、追い詰められている状態です。

 

お子さんがどうしても学校に行きたくないのなら、無理に通わせないほうが良いと思われます。

無理して通わせると、平静を装っていても本人は多大なストレスを感じているかもしれません

 

ますます行きたがらなくなるだけです。

 

反動で二次障害や家庭内暴力に発展する危険があります。

 

お子さんのペースで生活をさせてみるのも、1つの方法ではないでしょうか。

 

しばらく休んで発達障害、二次障害も併発してるなら治療に専念して回復を待ちましょう。

 

何に楽しみや喜びを感じるのか、何が嫌で苦痛を感じるのか、意外と家族間でも分からないものですので、しばらくの間向き合ってみるのはいかがでしょうか

 

それが回復のヒントになるかもしれません。

 

責めたてても余計に追い詰めてしまうだけです。

 

まずは家庭を安心してそこにいることが出来る居場所として確保すること。

 

これが重要になります。

 

 

◆しかるべき所に相談する

 

不登校の子供を受け入れているフリースクール、普通学級が無理なら特別支援学級を使う、家でも勉強できるように家庭教師を使うなど、お子さんの環境に合っていそうな機関を選んで相談してみましょう。

 

最近ではオンラインでも学べる環境が整っています。

 

↓特別支援学校について興味深い記事があったので載せておきます。↓

<知ルとは最強なり:特別支援学級に入る基準は今と昔では違うと気づいた>

 

教育指導員の方は言っていた。

 

昔は特別支援学級というと、何か身体に障害のあるお子さんが、その障害に合わせて学習をするという学級でしたが、今はちょっと違うんです。

 

今は、学校生活がストレスなく楽しく過ごせるように、子供たちの”心の落ち着き場”としての役割も持っているんです

 

発達障害を持つお子さんにとって、特別支援学級はただ単に勉強する場というだけでなく精神安定剤になっているわけですね。

 

普通学級で耐えられなくなった時に、支援学校で心を落ち着かせながら勉強する、そんなやり方も1つのやり方ですね。

 

勉強する場は1つだけではなく、いくつも選択肢があります。

 

学び場を変える、自由に行き来する。

 

不登校になっても悲観的にならず、むしろ楽しんでいる子供もいます

 

普通学級で勉強しないとだめだという、親や社会の方こそ考え方を変えて、柔軟に対応する必要があるように思われます。

 

発達障害のお子さんを持つ親御さんがお話されています。

 

引きこもり、不登校、家庭内暴力にどのように対応したのか?

 

肯定する、不登校を利用して親子で遊ぶ、近すぎる距離は遠ざけるなど、良いヒントが見つかるかもしれません。

↓一度チェックしてみることをおすすめします↓

ハートネットTV:発達障害の子供とともに 反響編 思春期の二次障害と向き合う

 

 

発達障害のお悩みを解決したい方はこちらからどうぞ

 

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